また、ヘッドセットを購入してしまいました。ゼンハイザー製の「Presence UC」です。過去に記事にしたPlantronics製の「Voyager 5200 UC」と、購入時の対抗馬だったJabra製の「Stealth UC」と比較しました。
ゼンハイザー製 Presence UC

購入した理由
Teamsなどのオンライン会議時、音質は悪いですがBluetoothによる無線式ヘッドセットの方が圧倒的に楽だったので、AirPods ProとVoyager 5200を使い分けしていました。周りが騒がしい時以外は、耳の穴に負担がかからないVoyager 5200を使用していたのですが、長時間オンライン会議が続くと耳にかけている部分が痛くなってしまいました。


そこで、耳にかけるタイプではない片耳ヘッドセットで、Voyager 5200と同様に専用のUSBドングルがあるものを探したところ、以下の2つに絞りました。
- ゼンハイザー製 Presence UC
- Jabra製 Stealth UC
Plantronics Voyager 5200と、Jabra Stealthとの比較
Plantronics製のVoyager 5200と、ゼンハイザー製のPresence UC、およびJabra製のStealth UCとを比較しました。
項目 | Plantronics Voyager 5200 UC | ゼンハイザー Presence UC | Jabra Stealth UC |
---|---|---|---|
重量 | 20 グラム | 13 グラム | 7.93 グラム |
連続通話時間 | 最大7時間 | 最大10時間 | 最大6時間 |
ノイズキャンセルマイク | あり(4つのマイク) | あり | あり(2つのマイク) |
USBドングル | 付属 | 付属 | 付属 |
Bluetoothバージョン | 4.1 | 4.0 | 4.0 |
HFP (Hands-Free Profile)バージョン | 1.6 | 1.6 | 1.6 |
耳かけ型(イヤーフック) | 有り。取り外し不可 | 有り。取り外し可能 | 無し |
イヤーチップの形 | インナーイヤー | インナーイヤー | インナーイヤー |
キャリングケース | 有り(バッテリ内蔵で充電可能) | 有り(充電は不可) | 無し |
マルチポイント(同時待ち受け) | 対応 | 対応 | 対応 |
決め手は「連続通話時間」でした。長時間のオンライン会議があっても耐えられるヘッドセットとして、ゼンハイザー製の「Presence UC」を選びました。
ゼンハイザー Presenceを使ってみて
会社や在宅時に2ヶ月ほど使ってみて、以下のようなメリット、デメリットがあると感じました。
メリット
- 着信があったら、耳に突っ込んで(耳掛け型じゃないので)、すぐに応答が出来る。
- 掛け型ではないので、長時間つけていてもラク。
- バッテリーが長持ち。
- 無線接続なので動き回れる。
- 周りが騒がしくても、マイクのノイズキャンセルが効いて、相手に自分の声がよく聞こえる。
- マルチポイントに対応しているため、PCとiPhoneに同時に接続しておくことが出来る。
デメリット
- AirPods Proと異なりノイズキャンセルはついておらず、インナーイヤーなので遮音性は高くないため、周りが騒がしいと、相手の声が聞き取りづらい。
- Voyager 5200と異なり、キャリングケースにバッテリーを内蔵していないため、充電し忘れた時にちょっとだけ不安
まとめ
「ゼンハイザー Presence」を購入してからは、「Plantronics Voyager 5200」を使うことは無くなりました。周りが騒がしい時には、「AirPods Pro」をノイズキャンセルを効かせて使うこともありますが、連続通話時間が「3.5時間」で、本体でボリュームコントロールも出来ないため、サブとして使用している感じです。長時間のオンライン会議をする方には、「ゼンハイザー Presence」をオススメします。
Appendix
以前の記事から、AirPods ProとVoyager 5200のメリット・デメリットも記載しておきます。
Apple製 AirPods Pro
-
AirPods ProをWindowsでヘッドセットとして使う方法 | Skype / Teamsで快適に使える!
続きを見る
AirPods Proをヘッドセットとして使用する記事は上記を参照ください。メリット、デメリットは以下のとおりです。
メリット
- 無線接続なので動き回れる
- 周りが騒がしくても、スピーカーのノイズキャンセルが効いて、相手の声がよく聞こえる。
- 周りが騒がしくても、マイクのノイズキャンセルが効いて、相手に自分の声がよく聞こえる。
デメリット
- 長時間の会議になると、バッテリーが保たない。
- AirPods Pro本体でボリュームが操作できない。
- マルチポイントに対応していないため、iPhoneと接続していた場合、急にTeamsなどの着信があった時に、応答できない。応答するには、PC側で接続操作をする必要があるので、モタモタしている間に電話が切れてしまう。
Plantronics製 Voyager 5200
EarPodsは前述のマイク性能が不安でした(使用中に相手から「声が聞こえない」と言われたのではなく、あくまでテスト通話での確認レベルです)。どうしようか悩んでいたところ、会社からPlantronics製のVoyager 5200が支給され、早速使ってみました。Bluetoothアダプタも付属していたので、それを使いました。

メリット
- 無線接続なので動き回れる
- 着信があったら、ヘッドセットを耳につけて、すぐに応答が出来る(耳掛け型なので、少々もたつく)。
- マルチポイントに対応しているため、iPhoneとPCの同時待ち受けができる。
- 周りが騒がしくても、マイクのノイズキャンセルが効いて、相手に自分の声がよく聞こえる。
デメリット
- 自分の場合はメガネをかけているせいか、ヘッドセットを耳につけるのに時間がかかる。慣れの問題だとは思いますが。
- カナル型じゃないので、周りが騒がしいと遮音できず、相手の声が聞き取りにくい。
- 片耳ヘッドセットなので、騒がしくて聞こえない場合は、ヘッドセットをつけていない側の耳を指で塞ぐ必要がある。