
Jabraからスピーカーフォンの新モデル「Jabra Speak 750」が発表されました(2020年4月13日時点では購入できません)。前モデルの「Jabra Speak 710」と何が変わったのか、保有している中級モデル「Jabra Speak 510」との違いも合わせて、比較しました
目次
Jabraとは
「Jabra」はデンマークのブランドで、ヘッドセットで有名です。Jabraの完全ワイヤレスイヤフォン「Elite Active 65t」を購入し気に入って使っていました。
Jabraのスピーカーフォン「Speak シリーズ」
Jabraはヘッドセット・イヤフォン以外にスピーカーフォン「Speakシリーズ」も販売しています。

個人で「Jabra Speak 510 MS」を購入
会社ではSkype会議の時に「Jabra Speak 410」を使っていて、個人ではBluetooth接続可能な「Jabra Speak 510 MS」を購入しました。Skype会議ではPCとUSB接続、LINE電話の時はiPhoneとBluetooth接続して、便利に使っています。


上位モデル「Jabra Speak 710」
アンカー(Anker)のスピーカーフォン「PowerConf」が2020年2月末に発売となり、「Jabra Speak 510 MS」から買い換えようか迷っていましたが、口コミを見るとイマイチだったため、「買い換えなくて良かった」と思っています。
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Jabra Speak 510とAnker PowerConfを比較 | 在宅勤務(テレワーク)用のスピーカーフォン
アンカー(Anker)からBluetooth対応のスピーカーフォン「Anker PowerConf」が発売されました。既に持っている「Jabra Speak 510」と比較してみます。 目次Jabra ...
「Anker PowerConf」をやめた代わりに、「Jabra Speak 710」に惹かれてきました。価格は「Jabra Speak 510」の2倍もしますが、マイクと音質が510に比べて良いとの口コミもあり、ノートPCのスピーカーとして使用することを考えていました。2台購入するとステレオスピーカーとしても使える、という点にも惹かれました(とても高いので、2台購入することはないでしょう)

新モデル「Jabra Speak 750」
今日も「Jabra Speak 710」を調べていたら、新モデルの「Jabra Speak 750」が発表されていることに気付きました。Jabra公式ホームページで、「今すぐ購入」ボタンが表示されますが、ボタンを押しても何の反応もしません。Amazonでは取り扱いもなく、まだ発表段階のようです。

「Speak 750」と、旧モデル「Speak 710」・「Speak 510」と比較
新モデルの「Speak 750」と旧モデルの「Speak 710」、また手持ちの「Speak 510」のスペックを比較しました。
項目 | Speak 750 | Speak 710 | Speak 510 |
---|---|---|---|
エコーキャンセラー | 搭載 | 同左 | 同左 |
Bluetooth | Ver 4.2 | 同左 | Ver 3.0 |
ハンズフリープロファイル (HFP)のバージョン | HFP 1.6 | HFP 1.6 | HFP 1.6 |
連続通話 | 最大11時間 | 最大15時間 | 同左 |
推奨人数 | 〜6人 | 同左 | 〜4人 |
接続方法 | USB-Aケーブル (本体直付け) Bluetooth | 同左 | 同左 |
サイズ | 直径:131mm 厚さ:38mm | 同左 | 直径:120mm 厚さ:25mm |
重さ | 301g | 298g | 195g |
3.5mm ピンジャック(イヤホン用) | 非搭載 | 非搭載 | 510MS:搭載 510:非搭載 |
USBドングル | 付属 | 同左 | 別売り |
保証期間 | 24ヶ月 | 同左 | 同左 |
オンライン価格(税抜) | 44,000円 | 40,000円 | 20,000円 |
新モデルは「聞こえる、そして声を届ける」というキャッチコピーで、音が良いことが特徴のようです。
(但し、Bluetooth接続時のハンズフリープロファイル(HFP)は、上記の表のとおり、Windows10で使用可能な最新の「HFP 1.7.1」ではなく、510や710と同じ「HFP 1.6」でした)

追加メモ(2020.08.30
Jabraのヘッドホンタイプのヘッドセット「Jabra evolve2 65」と付属する「Link 380」は、「HFP1.7」に対応しているようです。
また、新モデルだけあって、MicrosoftのSkypeではなくTeamsに最適化されているようです(「750 MS」モデルは、ボタンの記載がTeamsになっていました)。

他の点では、旧モデルと比べると価格はアップし、通話時間が大幅に少なくなっています
まとめ
新モデルの「Jabra Speak 750」は、旧モデルと比べて4000円高くなり、きっと音質が良くなっています。通話時間が短くなっていますが、10時間以上もSkype/Teams会議をすることはないですし、バッテリーが少なくなってくればUSB接続すれば良いことなので、気になる点ではありません。旧モデルが安くなるでしょうから、そこを狙おうかなと思います。
が、スピーカーフォンは新型コロナによるテレワークの増加で、売れに売れているようです。昨日は「在庫あり」だった「Anker PowerConf」も含め、全て「在庫無し」でした(2020年4月13日時点)