
アンカー(Anker)からBluetooth対応のスピーカーフォン「Anker PowerConf」が発売されました。既に持っている「Jabra Speak 510」と比較してみます。
Jabra Speak 510
「Jabra」はデンマークのブランドで、ヘッドセットで有名です。Jabraの完全ワイヤレスイヤホン「Elite Active 65t」を購入し気に入って使っていました。
会社では、Skype会議でスピーカーフォンの「Jabra Speak 410」を使っていました。会社でのスピーカーフォンの数が少ないこと、在宅勤務時にも使えると思ったこと、「Jabra」が気に入っていたこと、から個人で「Jabra Speak 510」を中古で購入しました。

スペック
「Jabra Speak 510」には2種類あります。僕が購入したのは「Jabra Speak 510 MS」です。スペックは以下の通りで「510MS」と「510」との違いは、3.5mmピンジャックがあるかどうかです。
また「MS」と名前がついているだけあって、スペック上はマイクロソフトの「Skype for Business」に最適化済みとなっていますが、どんな違いなのか分かっていませんm(_ _)m
項目 | 仕様 |
---|---|
エコーキャンセラー | 搭載 |
Bluetooth | 搭載(3.0) |
バッテリー | 搭載 |
連続通話 | 最大15時間 |
集音範囲 | 1m |
推奨人数 | 〜4人 |
PCとの接続 | USB-Aケーブル(本体直付け) Bluetooth |
スマホとの接続 | Bluetooth |
サイズ | 直径:120mm 厚さ:25mm |
重さ | 195g |
携帯用ポーチ | 同梱 |
3.5mm ピンジャック(イヤホン用) | 510MS:搭載 510:非搭載 |
保証期間 | 24ヶ月 |
オンライン価格(税抜) | 20,000円 |

使い方
- スピーカーフォンに「エコーキャンセラー」は必須だと思います。ノートPCのマイクとスピーカーで電話会議出来ないこともないですが、声の伝わりやすさが全く違います。
- 通勤時はカバンに入れて、会社と自宅を往復しています。コンパクトサイズで軽いので気になりません。
- ノートPCにUSB-Aケーブルで接続し、少人数のSkype会議でスピーカーフォンとして使用しています。
- 自分一人だけのSkype会議(相手は複数場所・複数人)の時は、iPhoneに同梱されていたイヤフォン「Ear Pods」を、Jabra Speak 510の3.5mmピンジャックに差して使っています。会社から支給されていたノートPCは、イヤフォン端子とマイク端子が別になっているタイプ(下の写真参照)なので、「Ear Pods」が使えなかったのです。「510 MS」を選んだのは、「Ear Podsを使いたかったから」です。(最近、新しく支給されたノートPCは4極タイプなので、そのまま「Ear Pods」が使えるようになりました)

- LINE電話を使って電話会議をする際は、iPhoneとJabra Speak 510をBluetooth接続することで少人数の電話会議が可能となります。iPhoneをスピーカーモードにしても通話可能ですが、iPhoneのマイクを使うよりJabra Speak 510のマイクを使った方が、相手に声が届きやすいです。
Anker PowerConf
2020年2⽉28⽇に販売開始されました。発売記念で200個限定3,000円OFF(税込12,980円→税込9,980円)だった時に、Amazonでチェックして「買おうかな?」と思ったのですが、Jabra Speak 510 MSを既に持っていることもあってスルーしてしまいました。

スペック
Jabra Speak 510 MSと比較してみました。
項目 | Jabra Speak 510 | Anker PowerConf |
---|---|---|
エコーキャンセラー | 搭載 | 搭載 |
Bluetooth | 搭載(ver 3.0) | 搭載(ver 5.0) |
バッテリー | 搭載 | 搭載 |
連続通話 | 最大15時間 | 最大24時間 |
集音範囲 | 1m | (記載なし) |
オーディオ出力 | (記載なし) | 3W |
推奨人数 | 〜4人 | 〜8人 |
PCとの接続 | USB-Aケーブル(本体直付け) Bluetooth | USB-C(本体)〜USB-A(PC) Bluetooth |
スマホとの接続 | Bluetooth | Bluetooth |
サイズ | 直径:120mm 厚さ:25mm | 縦×横:124mm×124mm 厚さ:28mm |
重さ | 195g | 340g |
携帯用ポーチ | 同梱 | 同梱 |
3.5mm ピンジャック(イヤホン用) | 510MS:搭載 510:非搭載 | 非搭載 |
保証期間 | 24ヶ月 | 18ヶ月 |
オンライン価格(税抜) | 20,000円 | 11,800円 |
外部機器の充電 | 不可 | 可能 バッテリー容量:6700mAh 出力:5V, 2.1A |
まとめ
「Jabra Speak 510 MS」には何の不満点もありません。ただ、会社と自宅の間で持ち歩くなら、多少サイズが大きくて重くても、ポータブルバッテリーにもなる「Anker PowerConf」の方がいいかな、と考えています。価格もJabra Speak 510よりもずっと安いですし。あとは肝心の電話会議での使いやすさ(マイクやスピーカーの性能)がどうか、ですが、口コミを見るとちょっと厳し目の意見がありますね。
追記(2020年4月10日)
緊急事態宣言が発令され、僕も在宅勤務となりました。Amazonでしばらく「在庫なし」状態が続いていましたが「在庫あり」になっていますね。ただ、Amazonの口コミが、あまり良くないです。twitterを見ても、イマイチな感じ。
Jabra Speak 510の方が、ちょっと高いですが安心して購入できると思います。
※AmazonとJabra公式ホームページの両方とも「在庫なし」でした。テレワークが広がっているのですね。
追記(2020年6月14日)
緊急事態宣言が解除され、Anker PowerConfのAmazon在庫は安定しています。この機種はファームウェアアップデートによって機能が増えているようです。あるタイミングでの評価って難しいですね。